第20回アジア競技大会が、2026年9月19日から10月4日まで愛知・名古屋で開催されています。大会に合わせて名古屋へ行く人に向けて、8月上旬に東京から新幹線「こだま」で名古屋へ向かい、名古屋城を観光したときの体験をまとめました。時間に余裕がある人向けの行き方、名古屋城で見てよかった場所、そして10月1日から変わる観覧料まで、実際に歩いた順に紹介します。

アジア大会の基本情報

大会名第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)
開催期間2026年9月19日(土)〜10月4日(日)(16日間)
メイン会場名古屋市瑞穂公園陸上競技場
会場愛知国際アリーナなど、愛知県を中心に全54会場
参加アジア45の国と地域
日本開催32年ぶり

このあとの10月18日(日)〜24日(土)には、アジアパラ競技大会も開かれます。大会期間中は観戦だけでなく、名古屋の観光もセットで楽しめるよう、街全体でさまざまな企画が用意されています。名古屋城でも、アジア大会の期間中は開園時間を延長して秋まつりを開催すると名古屋市が発表しています。

東京から名古屋へ。こだまのパッケージで行く

今回は、東京から名古屋まで新幹線「こだま」のパッケージ商品を利用しました。セットになっていたのは、乗車券、特急券、そして現地で使えるクーポンです。

気になるのは所要時間です。東京〜名古屋間の目安は、次のとおりです。

列車東京〜名古屋の所要時間
のぞみ約1時間33分〜1時間40分
ひかり約1時間41分〜1時間59分
こだま約2時間36分〜2時間46分

こだまは各駅に停まる列車で、途中の駅では後続ののぞみやひかりに抜かれるための待ち時間もあります。時間はかかりますが、スケジュールに余裕のある人にはおすすめです。急ぎの人は、のぞみのほうが向いています。

東京駅で買った朝ごはん

時間に余裕があったので、乗車前に東京駅で朝ごはんを買いました。車内でいただいたのは、パイナップルと緑のぶどうのフルーツサンドと、お肉がたっぷりのったお弁当です。こだまは乗車時間が長いので、ゆっくり食事をしながら移動できます。

名古屋に到着。ホテルにチェックインして名古屋城へ

名古屋に着いたら、まずホテルにチェックインして荷物を預けました。身軽になったところで、最初の観光先として名古屋城へ向かいました。

名古屋駅から名古屋城へは、地下鉄東山線で栄駅まで行き、名城線(右回り)に乗り換えて「名古屋城」駅で下車します。駅の出入口は、城の門を思わせる和風のデザインです。

名古屋城の見どころ

天守閣は閉鎖中。外観を楽しむ

名古屋城といえば天守閣と金のシャチホコですが、天守閣は老朽化のため2018年から閉鎖されていて、内部には入れません。入れるのは、本丸や二の丸など4つのエリアです。

私が訪れた日は、天守の周りにカラーコーンが並んでいました。中には入れませんが、石垣の上にそびえる天守を外から見上げるだけでも迫力があります。

本丸御殿は観覧料に含まれています

天守に入れない今、見どころの中心になるのが本丸御殿です。観覧料とは別の料金はかからず、名古屋城の観覧料だけで入れます。

中に入ると、金地の壁面に虎や竹が描かれた部屋がありました。畳の上に立つと、金色の壁が光を反射して、部屋全体が明るく見えます。

別の部屋では、天井や欄間の細かな装飾に目を奪われました。金色に輝く欄間の彫刻には花と鳥が彫られていて、その下には白い鳥が描かれた襖が並んでいました。

御殿の中には、「名古屋城木造天守閣復元募金箱」と書かれた赤い募金箱も置かれていました。天守閣の復元に向けた募金を受け付けているようです。

気をつけたいのは時間です。名古屋市の案内では、開館時間は午前9時から午後4時30分までで、本丸御殿への入場は午後4時までとされています。アジア大会の期間中は開園時間が延長される予定ですが、本丸御殿に入れる時間は事前に公式サイトで確認しておくと安心です。

城内の松の庭でひと休み

見学の合間には、城内を歩きながらひと休みしました。手入れされた松が並ぶ場所に、ベンチがぽつんと置かれていて、青空とのコントラストがきれいでした。

名古屋城の観覧料は10月1日から1,000円に

行く前に知っておきたいのが観覧料です。名古屋市都市公園条例の改正に伴い、2026年10月1日から名古屋城の観覧料が改定されます。私が訪れたときは、まだ改定前の料金でした。

期間大人中学生以下名古屋市内在住の65歳以上
〜2026年9月30日500円無料100円
2026年10月1日〜1,000円無料300円

改定前に購入した観覧券は、改定後もそのまま使えると名古屋城公式サイトに書かれています。アジア大会の期間は10月4日までなので、10月1日以降に訪れる場合は新しい料金になります。9月中に行けるなら、500円のうちに入れます。

金シャチ横丁と「名城金鯱水」

城を出たあとは、「金シャチ横丁」の看板が目に入りました。その近くで見つけたのが、金のシャチホコをかたどった水飲み場の「名城金鯱水」です。ここには、「日本一安心・安全でおいしいなごやの水道水」と書かれていました。

木の格子に埋め込まれた縦長のLEDビジョンでは、着物姿の女性の映像が流れていました。名古屋城の周りは、古い城下町の雰囲気と新しい演出が混ざっているのが面白いところです。

夜のライトアップもチェック

アジア大会の期間に合わせて、名古屋城では夜間ライトアップ「Be GOLD」も予定されています。愛知県の観光サイト「Aichi Now」には、開催日として9月19日(土)〜10月4日(日)と、10月18日(日)〜24日(土)が載っています。時間や料金は変わる場合があるので、行く前に公式サイトで確認してください。

名古屋城へのアクセス

  • 地下鉄:名古屋駅から東山線で栄駅へ、名城線(右回り)に乗り換えて「名古屋城」駅下車。徒歩約5分
  • バス:「なごや観光ルートバスメーグル」で名古屋駅から「名古屋城」バス停下車すぐ
  • 車:名古屋高速都心環状線「丸の内」出口から約5分(駐車場は有料)

まとめ

アジア大会のメイン会場は名古屋市内にあるので、観戦の前後に名古屋城へ寄る予定を組む人もいるかもしれません。天守閣は入れませんが、本丸御殿の金色の障壁画や、金シャチ横丁周辺の散策は十分に楽しめました。観覧料は10月1日から1,000円になるので、訪れる日が近い人は、料金と本丸御殿の入場時間を先に確認しておくとスムーズです。

東京から行くなら、時間に余裕がある人は、こだまのパッケージ利用もひとつの選択肢です。乗車時間が長い分、東京駅で買った朝ごはんをゆっくり食べながら、旅の始まりを楽しめます。

スポット情報

  • 名古屋城:名古屋市中区本丸1番1号
  • 開館時間:9:00〜16:30(本丸御殿への入場は16:00まで)※アジア大会期間中は開園時間を延長予定
  • 観覧料:大人500円(2026年10月1日から1,000円)、中学生以下無料
  • 天守閣:閉鎖中(内部に入れません)
  • 問い合わせ:名古屋城総合事務所 052-231-1700
  • 公式サイト:名古屋城公式ウェブサイト

参考にした情報